専門家の人たちも、ぶっちゃけわかってないことが多いっていうのを
ちゃんと理解することが大事かなって思うんですよ。専門家の人たちというのは、昔起きたことについて正確に理解していたり、
自分がわかっていることとわかっていないことの区別がちゃんと付いている人たち
って考えたほうが正しい。
コロナとか今回のウクライナみたいに、まったく新しいことが起きたときとか
未来に向けて何をしたらいいかという問題って、専門家の人たちであればあるほど
「よくわからない」っていうのが正直な部分だと思うんですよ。経済学者だって、日本経済をこれからどうしたらいいのかって聞かれたって
わかるわけないじゃないですか。
専門家っていう人たちもわからなくて、意見が分かれるのは当然っていう認識を
もうちょっと広められるといいのかなって気がします。
(成田悠輔)