あのね、僕たぶんこの中で唯一、一度キャンセルされてる人間なわけですよ。
キャンセルカルチャーのキャンセルされてる側なんですよ。
それでいうと、今日の前半のお話でいう
「私は個人の見解で、嫌だっていう感情を伝えてるだけです」
いやそりゃそのとおりなんですよ。
でも、キャンセルされる側としては、1個1個は小石でも、無数に飛んでくると瀕死の重傷を負うんですよね。
だから、じゃあ自分は個人として小石を投げる権利もないのかって言われたら、いやあるんですけど、
一応じゃあ小石が無数に飛んでくる側の立場も考えて小石投げてね、とはやっぱ思うかな、うん。
その上で投げたかったらもうしょうがないけどね。
(乙武洋匡)