実は僕はマインドシーカーの開発者なんですよ。
マインドシーカーは当時アメリカのデューク大学等の超心理学科が実際に実験に使っていたシステムを応用しています。
念力に関してはキー入力により1か0かをどちらかに優位に偏らせられたかによって判定してました。
予知に関してはキー入力後に乱数を発生させて位置を決定させることにより、未来時間の予知を測定させました。
透視に関しては、透視すべきパターンを事前に表示しレイヤーを重ねて実際に隠すことによって透視測定をしています。
呼吸法に関しては清田が実際にメソッドとしてやっているもののシュミレーションです。本来私が企画していたシステムは脳波測定器を外部入力装置として使用する構想だったのですが、
開発コストの関係で実現できませんでした。
マインドシーカーのエンディングは、清田益章によるVRAMへの念写映像の予定だったのですが、
何度もトライしてもらったのですが映像化せずにVRAMが破損してしまってできませんでした。現在DVでの念写を清田に依頼していています。
成功すれば人類初のデジタル念写になるんじゃないのかな。
状況によっては何らかのメディアを通じて発表するかもしれません。
いわゆるバグチェックの為のデバッグはナムコのモニターチームがやりましたが、
当然清田にプレしてもらってのチューニングはしましたよ。彼の場合は、当時ドラクエなどをプレイしていても、突然レベルが99になってしまったり、
戦闘シーンで負けそうになると、画面が落ちたりという現象が起こってしまうので、
通常言われるモニター作業のチューニングやバランス調整的な参加の仕方ではありませんでしたが。
(鈴木浩司)