子育てにオカルト蔓延しすぎだろ、僕は科学に基づいた子育てをする!
を意気込んで、妻のつわりの強度を記録したけどまったく法則性が無くて、
産まれた後も科学的エビデンスのある寝かしつけをやっても結局
「寝るときは何しても寝るし、寝ないときは何しても寝ない」だった。
子育てって子供や親によって違うし、時期によっても違う。
そういう一回性の強いものって科学と相性悪い。全体からしたら確率が高いやり方より、
その場の雰囲気や個性を加味した勘のほうが精度が良いことが多々ある。科学的な姿勢って人類全体の幸福には貢献するけど、個人の幸せには貢献しないのかも。
ということがあり、
だから『三体』の「物理学は存在しない」というのがすごく自分ごとに思えて、
ワクワクドキドキして観てます。
(葉梨はじめ)