もしあれが月明かりがさす屋根裏部屋だったら、人類全体の進化の速度が弱まってたかもしれない

『1%の成功は、99%の失敗の積み重ねである』みたいな言葉を⋯本田宗一郎さんか。

日本のむちゃくちゃ有名な経営者とかって、最初から天才で、もうやることなすこと
全部上手くいったんかなって、ちょっとね、思ってしまいがちですけど、そういう人が
99%の失敗の積み重ねであるって言うところが、「あ、そらそうなんやな」っていう。

「同じ人間なんやな」っていう感じがして、まぁ好きですね。

この「パーセント系名言」、けっこうあるじゃないですか。

エジソンでしたっけ、『天才とは、1%のひらめきと99%の努力である』
1%ひらめきがあるだけで、後は努力してるんやと。

でもそれって、結局1%のひらめきが無かったら、永遠にそこにはたどり着けない
っていうことも言っちゃってるじゃないですか。

これはちょっとそういうのとは違うというか。

余談ですけど、エジソンの本を高校生ぐらいのときに読んだんです。

エジソンの親が「こいつはなんか面白い発想をする」ということで、地下だったかな、
研究室みたいなものを与えたんですって。

で、そこに籠もってずっとやってたらしいんですけど、エジソンが⋯電球でしたっけ?
発明したのって、地下室が暗かったからじゃないかなって。

地下室暗いな~、もっと明るかったらええのにな~ってずっと思ってて、ひらめいたんちゃうかなって。

それをずっと思ってて、発表する場がなかったんで今言ってみたんです。
もしかしたら言わなくても良かったかもしれないですけど。

もしあれが、月明かりがさす屋根裏部屋やったら、人類全体の進化の速度が、
なんか弱まってたんじゃないかなと思って。

 

・・・まぁ関係ないか(笑)

又吉直樹