わからない前提で生きていく力が失われている

わからない前提で生きていく力みたいなのが、今の時代には必要な気がします。

わからない前提で生きていく力が失われているような気がしちゃいますね。
これはひょっとしたら、何でもすぐに答えが検索で簡単に出ちゃうっていうことの、
便利になった弊害なのかもしれないですね。

ゲームのRPGとかも、自分が子供の頃にやってたやつなんて大体いきなり放り出されて、
「どうすんの?」っていうところから手探りで進めていくのが当たり前なゲームが
ほとんどだったんですけど、今のゲームをやるとまぁ~親切丁寧に教えてくれるんで、
基本「何をしていいのかわからない」なんてことがほとんど無いじゃないですか。

仮にわからなくても、ネットでいくらでも情報は転がってますんで、それをすぐに調べちゃう。
とにかく「わからない」っていう状況に耐えられない時代になっちゃったのかなと。

僕の周りのちょっと若い世代の人とかの話を聞くと、なんかもう映画とかすら
「見る前から全部話がわかってる状態」じゃないと不安で見れないっていう人も
いるらしいですからね。

事前にストーリーとか全部調べて、面白い話だったら映画を見るらしいです。
個人的にはちょっと理解ができないんですけど、ただ本来の人間の一番の不安の正体は
「わからない」っていうことじゃないですか。
未来に何が起こるかわからないから不安なわけですよね。

真実は「わからない」が前提で、報道も額面通りに受け取らないということが大切なのかなと。

奴らは印象操作だけはプロなんで、気をつけてても騙されますので、皆様もご注意いただけたらと思います。

(元テレビDさっきー)