50歳なんて、まだまだ蒙古斑や

「もう50やから」とか、俺もう言うのやめよう思て。
抗っていかないと。

俺、老眼やけど、老眼鏡すぐ手出したんよ、抗わずに。
だから持ってかれんのよ。抗ってたらもっとこう・・・

(頑張ろうとはしますよね)

そう、だから「もう50やし」「もうおっさんやし」っていう、
この言霊に持ってかれてホンマにそうなっていく。

この前、徹子の部屋出さしてもうて。

で、「いくつですか?」て聞いたら『91』って言うねん、徹子さんが。
ほんで「何年やってるんですか?」って聞いたら『51年』って。

俺、徹子の部屋とタメやねん。
あの築年数と。

「健康の秘訣なんですか?」って聞いたら、『んー、よく食べること』言うて。
「何食べるんですか?」『えーと、お肉』とか言うて。『それと寝ることだけ』って。

ほんで、その91歳の徹子さんが、
『老後ちょっと沖縄でゆっくりするとかいいかな』って。

じゃあ今なんやねん!って。
91歳の徹子さんの老後って何歳から始まんねん。

これはやっぱ、そうやから若いねんなって。

(脳が、老じゃないという)

うん、抗い続けてるというか。
それが自然に。

(抗おうというよりは、もうそういう考え方なんでしょうね)

なあ?
ほんで、もちろんまだまだやるつもりやって言うてはったし。

だから3本撮りやで?
そりゃ喋る奴もおりゃ、何にも喋らへんなーいう人ももちろん来る中、
あの年齢で、3本撮りで、毎回着替えて、髪の毛変えて。

ほんま、50ぐらいでおっさんなったとか言ってたら、もう恥ずかしいわ。
まだまだ蒙古斑や、50なんて。

千原ジュニア