さよなら私

何をしてもいいと、言われるほど困るものはありません。

何だってできるはずなのに、何一つ才能がなく、何もできないことの悲しさに比べれば、
いっそ不自由であってブツブツ世の中に不平不満をブチまけていたほうがマシ。

そもそも、自分探しなんて、まだ自分にはいい面が残っているはずだって信じてるわけでしょ?

探したあげく、最悪な自分しか見つからなかったらどうします?

すべての悩みの原因は、自分があると信じていることなのですから。

みうらじゅん

 

さよなら私 (角川文庫)