「結婚してないのは恥ずかしい」が外れた社会

宇波豊「岡田(斗司夫)さんが『幸せって言ってるけど、ナレソメさんの言う幸せっていうのは、不幸を作らないことなんじゃないかな』みたいなことを言ってくれてたじゃないですか。たしかにそうだろうな、その側面もあるだろうなとは思いましたけどね」

勝倉千尋「そうね、その側面もあるけど、私は少なくとも『アップサイドもっと取れるでしょ?』って発想なんだよね。よくわかんない女や男となんとなく結婚して、不幸にもなるし大してメリットがないって結婚も存在するじゃん?って中で、別にもっとアップサイド取れるし、最大値あるでしょ?って発想でやってるじゃん。でもひろゆきとか岡田さんは、割とダウンサイドに注目する」

宇波「でもそれって多くの人はそうじゃないですか?やっぱ人間、損失回避の方がでかいと思いますけどね。目の前で得することよりも、目の前で損することの方がなんか嫌じゃないですか?」

勝倉「それ自信がないってことなの?自分が損する側であるっていう自信のなさから来るってこと?」

宇波「それはそういうわけではないとは思いますけど」

勝倉「でもさ、自信があったらさ、で、これをやったことでより幸せになれるんだって思ったら、やらん?」

宇波「確率が高いならね」

勝倉「その確率の見積もりって、自分がどう自分を評価してるかとか、自信によるわけじゃない?自信がないんですかね、人々は」

宇波「人間の心理的に、YouTubeもそうじゃないですか?サムネイルもネガティブ訴求の方が伸びるじゃないですか。ポジティブ訴求って伸びないし。Xなんか分かりやすい例ですけど、いいところ出したって伸びないけど、なんか変なの出したらすぐ伸びるじゃないですか。ネガティブなものほど人々がリツイートするし、人々に喜ばれる。だからみんな結局、損失回避の方がやっぱでかいと思いますけどね」

勝倉「でも、損失回避の方がでかいっていうのが前提があったとしても、別にじゃあ生ポでベーシックインカムもらって生きてればいいのに、ブラック企業で苦労するかもしれないけど就職するわけじゃん。全員生ポになればいいじゃん、そしたら」

宇波「やっぱ生活保護生活保護でちょっと多分、嫌なんすよ、みんな」

勝倉「嫌なんだ」

宇波「そう、でも僕は、ちょっと論点ずれちゃうけど、生活保護生活保護で、社会的にはみんなちょっと恥ずかしいぐらいで思ってる方がいいと思いますよ。国庫のために」

勝倉「それで言うとさ、『結婚してないことが恥ずかしい』が外れちゃったから、結婚しなくなった」

宇波「あ、そうかもね」

勝倉「だから、結婚を増やそうと思ったら、やっぱ『結婚してないのは恥ずかしい』『独身は半人前である』と。『結婚して一人前』っていう、あの文化を呼び覚ますのが一番いいんじゃない?って思った」

宇波「うん。まあ、まあ、まあ、そりゃそう。ま、みんな心の中ではちょっと思ってると思いますけどね、『結婚しないと恥ずかしい』っていうのは。ただ、お一人様でも生きやすい時代にはちょっとずつなりましたよね。一人で趣味に没頭してるとか、推し活に励んでるとかっていうのも堂々と言える時代になったというのは、多様性としてはいいんじゃないかなと思いますけどね」

勝倉「でも私、『結婚とか子持ちの方がステージが上』って言ってめっちゃ燃えた(炎上した)けどね」

宇波「上下で語るからね」

勝倉「え、上下っていうか、別に前後ろでもいいけど、そんな反発すんの?と思って。だって経験してないことをしてるんだから、別に上だか前だか知らんけど、よりアドバンスドじゃない?と思うけど」

宇波「うん、まあ次のフェーズではありますよね。上下ではないとは思いますけど」

勝倉「上も下も前もなんか関係あんの?(笑)」

宇波「上下で語ると人々は言うんですよ。また燃やさないでくださいよ、もう(笑)」

(ナレソメ予備校)