保護者の皆さまへ
幼い私が手のひらにアリを乗せて歩いていたとき、母が
「そのアリさんは、手のひらの上にいるって気づいているかな?」
と言いました。この問いは、私の視点をぐっと引き上げる衝撃的なものでした。
学問は、新しいものの見方で世界を捉える方法を教えてくれます。
理科というものの見方で地球や宇宙を眺めた私は、あの日のアリは地球の上にいる小さな自分だと知りました。保護者の皆さまが今、中学校理科の教科書に目を通してみたら、身のまわりの世界の見え方はどう変わるでしょうか。
中学生の頃とはちがう今の自分が、あの時代とはちがう今の時代に、教科書を開いたら・・・。久しぶりに、新しい教科書を開く、あのわくわくを体験してみませんか。
(大木聖子)