続編の使命

映画の続編ってどう思う?
ハリー・ポッターとかロード・オブ・ザ・リングみたいに最初から続編を作る予定で撮った2じゃなくて、
一本の綺麗に完結した映画だったのに、予想外に人気が出ちゃって、
スポンサーや配給会社からの要請を受けて作った続編映画。

最初の作品は、監督やプロデューサーがこの企画を何としても映像化したいぞ!っていう情熱から生み出される事が多いけど、
続編映画っていうのは何よりもまず観客の要望に応えて制作されるものなんだから、総じて続編映画というのは、
作品と言うより商品と呼んだほうがいいのかもね。

作品は崇高で、商品は俗物・・・なんて上下を付ける話じゃなくて、生み出される経緯の事ね。 

だから、いかに大勢の人に観てもらえるか、いかに大勢の人に楽しんでもらえるか、
っていうのが、続編映画に与えられた使命な訳よ。

つまり、興行収入の高い続編映画が、良い正しい続編映画。

(ジョエル・ダヴィドヴィッチ・ポンポネット)