2023-05-07 問題は隠された 社会 爆音とともにエネルギーを、爆発的に消費する時代があった。眩い電飾は誘蛾灯のように人々を誘い、騒々しく過ごす時間が奨励された。 「ほどほどに!」と誰かが声を上げた時にはもう遅かった。一刻の猶予もない時に、御褒美を見せられて、「我慢」のし方を手ほどきされる生き物を我々は苦笑しながら眺めた。 ”ほどほどに暮らす方法を実践すれば、こんなにお得!”・・・なんと御褒美とは、さらなる消費のチャンスのことだったとは! 問題は隠された・・・・・ (平沢進)