過去の栄光

いくら視聴率が取れなくなったからと言って、テレビのキー局で視聴率0.何%とか、月曜9時から5%とかって、
これハッキリいってだいぶヤバくてですね。

たとえばYoutubeなら、星の数ほどある動画の中から、そもそも見つけてもらわないと見てもらえないけど、
テレビの場合はチャンネルがかなり限られてる中で、言ってもまだ一定数のテレビ視聴者層がいますから、
とりあえずつけておくっていう人達がかなりの人数いますので、とりあえず何かしら放送さえしとけば
一定の視聴率は取れるんですよ。

極端な話、ゴールデンタイムだったら、ただ僕がウンコしてるところを生中継してるだけでも
瞬間視聴率3%ぐらいは取れますよ。

そもそもそのぐらいのアドバンテージがある中で、人気タレント集めていろいろ食べたりして0.何%とか、
トップレベルの芸能人集めてきて2.何%とか、どういうつもりなの?って話なんです。

過去の栄光って言っても、別にテレビ制作者が時代を作ったわけでもなんでもなく、
ただテレビっていう媒体が時流に乗っかってただけで、娯楽として一番便利でそれしかなかったから
見てただけなんで、多くの人が見るっていう土台があるところで番組を作ってただけですから、
なのでその頃の成功体験を目指したって今と状況が違いますから。

フジテレビの人と話してみるとですね、大体言うのが「うちの局、嫌われてるんでね(てへ」みたいなセリフです。
どうも局として嫌われてるから視聴率が低いっていう風にフジテレビの人は思っているフシがあるんですけど、
全然そんなんじゃないですからね。

単純につまらないから視聴率が低いだけです。
今のフジテレビって、やることなすこと全部逆なんですよね。
感覚が逆なんです。

多分、面白い番組を作りたい場合は、フジテレビがつまらないと思う番組を作ってみると、
逆に面白い番組ができるかもしれませんね。

フジテレビが総力を結集して、つまらないと思う番組を作る。
これを試してもらうと、何か手応えが掴めるような気がします。

(元テレビD さっきー)