最初にドラクエが出た頃は
「こんなヌルいRPGは冒険と言えるのか」
「死んでも金が半分になるだけってガイド付きの安全旅行か」と,
とかく難易度に関しては当時の標準難易度と比較してヌルいヌルい言われてたのに
数十年経つと「オリジナル当時のヒリヒリする難易度が懐かしい」と語られるようになる驚き。
当時のゲームって基本スタンスが修行だったからね。
皆「我に七難八苦を与えたまえ」と思いながらゲームしてて(笑。あの辺に比べるとドラクエは優しくて丁寧だったんすよ。
昔のゲームは難易度が高いのもあるけどとにかく不親切だったからね。
ドラクエは遊んでて意味不明にならないもん。ちゃんとしてる
(タケダ1967)
視界が自分の周囲ひとマスとか当たり前の世界だった…
(次にどこに行けばいいのか教えてくれますもんね。ハイドライドスペシャルとか完全放置ですよ)
PC版の最初のハイドライドは当時的にはかなり親切な方なんですけど
それでもめちゃ厳しめの謎がちょいちょいあるんですよね…。
妖精の助け方とかまあわからない。
(ドラクエは当時のジャンプで攻略記事を流してましたけど、
基本そういう攻略本の類とか無くてもクリアできるようになってるんですよね)謎で詰まらせてそこで考えさせるのがゲーム性と思われてたんですよね。
ドルアーガなんかそういう理念で作られてますし。
普通の人が普通に遊んでも絶対に解けない謎がちりばめられている。
プレイヤーも増えたし選択肢も増えた結果ですかねえ。
当時をヌルいと感じていたようなヒリヒリが好きな人はアクションゲームに行って、
残ったRPG好きにとっては当時もヒリヒリだった的な。
当時のゲーム下手キッズからすると、
時間さえかければ誰でもクリア出来るゲーム、ていうのが画期的でした
ドラクエに関しては堀井雄二さんが
「ドラゴンクエストは単純にやった人全員にクリアしてもらいたかった」
と発言してらっしゃいますので、これはおそらくRPGに限らず
テレビゲーム全般に対するブレイクスルーだったと思う
昔のドラクエは難易度以前にふっかつのじゅもん記録ミスと
『ぼうけんのしょはきえてしまいました』という恐ろしさがあってなあ。