あさり師匠の訓話

まず本物(オリジナル)を知ること。

すべてのストーリーはパターンであり、旧作のパクリであり、ならべかえであり、焼き直しなのだ。
逆に、そうでなくてはウケない。

ウケるパターンは決まっている。
新しいモノなんてだれもほしがってない。
見た目が新鮮であればいいのだ。
要はアレンジする能力であり、表面を見栄え良くデコレートする能力なのだ。

つまりそこに自分の個性というものが介入する余地がある。
そこでできるだけアピールするんだ。 

そのへんのマンガ講座なんか信用するな。
エンピツだってマンガは描けるし、面白けりゃ何やったっていいんだ。

ただし、足下すくわれないように油断するなよ!
信じていいのは自分だけだ。

つまんねーテキスト通りの事やるぐらいなら、わけのわかんない事やって燃えつきちまえ。

あさりよしとお