肉屋を応援する豚

肉屋を応援する豚が多いと、肉屋は楽だよねっていう話をツイッターで書いたんですけど、
割と頭の弱い若い人っていうのもいて、自分が肉屋側だと思ってる豚が結構多いっていう。

高齢者の人とかは年金もらってるんで全然得してるんですけど、多くの若くて働いてる人って、
社会保障みたいなやつで給料の13%ぐらい取られてるんですよね。

働いて納税した後の手元のお金から、更に10%消費税払うんですけど、
そもそも論、給料の時点で社会保険料として13%だか取られてるんですよ。
で、13%だか取られて、取られた後に所得税ってやつでまたなんかお金取られて、
で、残った中から更に消費税っていうので払ってるっていうのがあって、
どんなに貧乏な人でもなんだかんだ言って1/4ぐらい勝手にお金取られちゃってるんですよね。

若い人って手取りの半分ぐらい家賃に取られてることがあるんですよね。
手取り13万円です、家賃6万5千円ですっていうのは、家賃に半分取られてるわけじゃないですか。
そうすると、給料の1/4は国に払ってます、手取りの半分は大家に払ってますとなるわけで、
それって肉屋なの?豚なの?っていうと、まあ取られてる側じゃねえのって僕は思うんですよ。

で、僕は皆さんとは違って富裕層なので、所得税そんなに払う必要ないんですよね。
まあ日本では払ってないんですけど。

株で儲けましたっていう場合って、20%分しか課税されないんですよ。
じゃあ株で損しましたっていう場合は、株で損した分と儲けた分を相殺するので、
結果として、得した分にだけ税金を払えばいいんすよ。

皆さんと違って富裕層側に行くと、税金ほとんど払わないで暮らせるんですよ、日本って。
なので富裕層にとってみると、今の税制のシステムって、すごくよくできてるんですよ。

金持ち側になってみると、働かないでこんなにガンガン金が湧いてくるのおかしくね?って思うぐらい
金が湧いてくるんですよ。

前に話したことあると思うんですけど、金持ちだと「この有利な商品買ってください」みたいなのが来て、
じゃあ買うわっていうと絶対損しない新規公開株みたいのが買えたりするんですね。

金持ちだけグルグル得する仕組みになっていて、庶民はどう頑張っても金持ちになれないっていう、
身分が固定化してくる構造っていうのがずっと続いているので、どうかなーとは思うんですけど。

僕金持ちでもないんですよ、本当の金持ちからするとね。

鳩山さんのお母さんがブリジストンの創業者の娘かなんかで、配当だけで年間14億円ぐらい入るのかな?
生きてるだけで毎年14億円入ってくるような人たちが本当の金持ちだと思うんですけど。

要は、年収1200万円の人って、所得税とか住民税とか社会保険料とかで40%ぐらい持っていかれるんですよ。
で、お婆ちゃん14億円入ってくるんですけど、払う税金20%なんですよ。

年収1200万円の人が40%なのに、なんで14億円なのに20%なの?っていうのがあったりするので、
やっぱ日本ってどうなの?って思ったりするんですよね。

フランスの場合、資産課税っていうのがあって、資産で儲かってますって人に対して、
お前何にもしないで金儲けてるんだからもっと税金多く払えやっていう仕組みがあったりするんですよ。

なので、そっちの方がいいんじゃないかな~って思ったりするんですけど、
でも残念ながら日本で資産課税って話にならないんですよ。
なぜなら政治家が金持ちだから。

むしろ、消費税って貧乏人も払うじゃないですか。
どんなに貧乏でも、お小遣い500円しかない小学生でも、物買ったら10%払うんですよ。

どんな貧乏人でも同じ額を払うっていう消費税を「平等だよね」って言って導入する。
日本人は消費税上がっても、特にデモも起こさないし、暴動とかもないし、我慢してお金払うじゃないですか。

そういうのがあるので、結局日本はあんまり変わらないんじゃないかなーと思ってたりします。
なので、消費税は今後もどんどん上がってくんじゃないでしょうか。