緩和ケアが発達しすぎて増える医療訴訟

緩和ケアの発達により、末期がん患者の痛みやせん妄を抑えることはもちろん
食欲や体重、すなわち体力まである程度のコントロールが可能になった。

岩崎弥太郎が末期胃がんの痛みや苦しみにのたうち回って亡くなってから138年、
大きな医学の進歩であり、末期がん患者でありながら「最後に山に登りたい」
「最後に旅行に行きたい」「自宅で家族と過ごしたい」など、QOLを維持しながら
最後の時間を過ごせるようになった。

ただ、喜ばしいことばかりではない。

末期がん患者のご遺族などによる医療訴訟が増えているのである。
医療訴訟とまではいかなくとも医師の説明に納得しないご遺族は多い。

治療をやめて緩和ケアのみに移ると、抗がん剤の副反応も抜け、
薬によって痛みやせん妄もなく、食欲が低下していないことから
患者さんや家族は「まるで治ったみたい」「もしかしてこのままよくなるのでは
と考えてしまうのである。

しかし、その間にも癌は進行を続けておりモータルな状況に達すると
突然意識不明となり、そのまま亡くなるのである。

ここ最近のがん患者の意識急変→永眠までのスピードは
最後まで積極的な治療を行う小児患者や若年患者を除くと
恐ろしくあっという間である。

このことは患者とその家族に繰り返し伝えているのだが、
納得されずに調査を希望したり訴訟を起こされるケースも多い。

 

後ろめたいことがないなら裁判怖くないだろ
訴訟を嫌がるのは何か隠していることがあるからじゃないのか?

訴訟までいったら日常の仕事どころじゃなくなるんだよ。
後ろめたさ無い分面倒くささMAX。
ご本人とはいい関係つくれてたらやるせなさばかり募る。

これなー。
だいたいろくに見舞いにも来なかった遺族ほど大騒ぎしたりする。 

 

緩和ケア以降の同意書を書くプロセスがあった方がいいのでは 

騒ぐのは遺族だから本人の同意の問題じゃないのよ。
どれほどご本人が納得し自ら選択した道であろうと、
頭のおかしい遺族は医者が洗脳したとか同意書は偽造だとか言い出す。

ただそんな気狂いじみた主張に弁護士まで乗っかってくる例は
見聞きしたことないから、元増田の話が本当かどうかは分からん。

 

>ここ最近のがん患者の意識急変→永眠までのスピードは…恐ろしくあっという間である。

これはがん患者でもピンピンコロリが実現された世界ってこと?
すげーいいじゃん 

唐突に死ねるのか、それはうれしい
癌再発で悪化したら緩和行き予定なので情報ありがたいです。サンキュー!

 

関係ないけど、岩崎弥太郎やナポレオンみたいな人間が
中年あたりで胃がんで死んでるのって病気の前では人は平等って感じ