礼儀の国・日本の精神は英語ネイティブにも打ち勝つ

海外居住が長いのですけど、敬語大事というか礼儀大事わかります。

子育てしていて、学校に苦情を言いたかった時、カっときて、
モンペになりそうな勢いでメールをだーーっと書いて送信せず、
次の日読んで自分でドン引きして、書き直して

「いつもお世話になっております。こんな機会もないと日頃のお礼も言えずにおりましたが、
子供も学校を楽しんでいるようで、ありがとうございます。」から始まり、
問題をまとめて簡潔に報告し、どうして欲しいのかが伝わるように書いて、
最後に「Kind regards」で終わらせました。

他の保護者でここまで丁寧に書く人は多分おらず、先生にとてもよく対応していただいた覚えがあります。
礼儀の国日本の精神は英語がネイティブの人にも打ち勝つことが出来ると思います。

笠松さんが仰っている「会話における文化をいれておく」ってのが
本当に大事だと思います。
テクノロジーの進化で英語を勉強しなくても良くなると主張する人たちは
ここの理解が抜けてると思います。

日本文化のまま発した日本語が英語に正しく訳されたとしても、
それは思ったように相手に伝わらないということが起こりえます。

Could youやWould you などの丁寧な表現を使う一番のメリットは、
非ネイティブ同士での意思疎通だと思います。

英語を学ぶ際に丁寧な言い回しという理解をしているので、
この人は礼儀正しい人だという印象が相手にわかりやすく伝わるでしょう。

英語圏の大卒で、ドイツで働いていますが、語学は伝えるのが大切と共に、
相手の立場や背景に立ってどう聞こえるか考えることも大切だなと日々感じます。
要は人間同士の思いやりだなと思います。

ドイツ語にも敬語が勿論あり(私は酷いレベル)、人と知り合うとある程度の段階で
敬語をやめるかを話したりします;) 日々学びですね。。

kindly は気を付けて使ったほうが良いと思いますよ。
インドやフィリピンではPlease の代わりに当たり前に使われますが、
特にネイティブには違うニュアンスで伝わる可能性がかなりあるかと思いますよ。

在外30年以上で英語圏にいる者の観点より。Best regards.