支援において「環境」を調整する事はとても重要なんだけど、
そもそも支援の環境があまりに日常とかけ離れてしまう、つまり非日常的になってしまうと、
たとえその中で出来ることが増えてもそれは限定的なものになってしまう。支援をするための環境、って本当は非日常であるって事を
支援者は一番理解しとかないといけない。
支援においてもマネジメントにおいても同じことが言えると思うんだけど、
失敗しないように、上手くいかせるために手を出すのも引っ張るのも時には必要だけど、
そこで得られるものと失ってるものは見誤ってはいけない。上手くいかない経験は大事な成長機会。
対人支援においても「何を言うか」よりも「何を言わないか」の選択の方が大事。
そんな毎日次から次へあれやこれや言われたら
何からしたらいいか分からなくなるし、誤解や齟齬が増える。伝える事は本当に絞る。
社会の枠組みにはめこむことや、
「優しさ」と名付けて見過ごすことが支援ではない。社会の枠組みを知った上で、
その中でどうやって生きていくかを探して見つけていくのを
サポートするのが支援。
支援力って多分「想像力×推察力×整理力×確認力×行動量」。
(サトウマサカズ)