興味がなくても敬意を払っておいた方がいい

なんとなく仕事をはじめてから人と知り合うと、「学歴」「年収」「会社での役職」「会社の規模」「職業」みたいなものに、
誰しも犠牲を払って打ち込んでいて、そこに僕が興味なくとも敬意を払うべきというルールがあることに気づいたというか、
敬意を払わないと相手を不愉快にさせちゃうんだよね。

で、インターネットを始めてちょっと経つと、年収職業学歴にこだわる仕事で知り合った人々と同様に、
趣味の世界でも人は同じように「犠牲を払って打ち込んだ」ことがあって、「同人誌」「商業出版」「展示」とかには
敬意を払わないと無礼になるんだって、この前気づいたというか、教えられた。

あとスポーツね。「中高部活で」「インターハイ」「国体」などなど。
他人が犠牲を払って打ち込んだことには、僕に一切関係なくとも、敬意を払わないと無礼になる。

正直、僕は他人がどんなスポーツが得意とか関係ない。良い大学出てどんな仕事で年収いくらかも興味ない。
どんな本出してようが、どんな絵を描いたり音楽してても知らん。

でも、それは俺が何もしたことのない空っぽ人間だからで、他人が犠牲を払ったことには敬意を払うべきというのがルールなんだよね。

まあ僕からすると「そりゃお前らが勝手に好きでやっとることで、俺には一切関係ないよ」なんだけど、
ここは調子を合わせておかないと、相手を不愉快にさせてしまう。

 (えりぞ)