親から受けた教育について、紹介させていただきます。
まず僕はどういう大人かということですが、朝起きたらばお金のことを考えて
夜寝る時までどうやったら自分はお金を儲けられるかなということをひたすら考え続けて
夜寝る時は寝ます。で、寝るのにも理由があって、きちんと自分の体を休めておくことで翌日も健康に過ごせる。
そしたら翌日もまたたっぷりお金を稼ぐことができるから眠るんです。もう起きる瞬間から寝る瞬間まで金のために生活しています。
自分の両親の教育の影響で僕はそういう人間になったと思ってるんですが、
じゃあ自分の両親もそういう人間だったのか、僕にそういうことを教えていたのかというと
全くそんなことはなくて、むしろ私の両親はお金はまあ無いと困るから無い状態は回避しつつ
でもお金だけがあれば幸せっていうわけじゃないんだよとかね、お金はまあほどほどで
それ以外のことも考えられる大人になろうねみたいな考えだったと思います。
多分私の両親共に。
じゃあなんでこんな人間が出来上がってしまったのかということなんですけど、これはね、
自分の親を見ててね、すごい大成功の教育方法だったんじゃないかなと思うんですけど、
僕は9歳の時に突然お小遣い制度が整備されまして、初めて毎月のお小遣いとして
お金を渡されるようになったんですが、その金額がねえ、4,500円でした。
多いですよね。9歳、小学校3年か4年の時に4,500円のお小遣いを毎月もらってた。お年玉レベルです。
なんでそんなに多かったかって言うと「年齢×500円。その代わりに自分の身の回りの
必要なものは基本的に自分で全部買いなさい」という風に言われておりました。
だから、例えば塾に行かせてもらってた時あったんですけど、塾に行く用にランドセル以外の
カバンが必要になってそのカバンを買ったりとかですね、それから文房具とかも買いましたけど
それも全部自腹だし、中学校に上がる時にはその中学の制服代も貯金から払ったりとかしてまして。お金は自分から出すものも多かったんですけれども、それがすごくいい教育になりまして、
9歳のそんな小さな頃に扱っていい金額じゃないと思うんですよ。
いいか悪いか分かりませんけど、普通そんな決済権を持ってる子供はいないと思うんです。要は、僕は小さい頃から決済権がすごく多い育てられ方をしていました。
自分の出費を減らせば減らせば減らすほど余暇に使えるお金が増えるんだなって当時思ってね。
当たり前のことなんですけど、でも小学生の3年生とかの頃ってまだなんか欲しいものがあったら
じゃどうやって買うかじゃなくて、買ってもらえるようにしようとかね、なんかいい子にしようとか、
お手伝いをして買ってもらおうとか、今度のクリスマスプレゼントはこれにしてもらいたいとか、
誕生日プレゼントとしてこれを買ってもらえないか交渉するとかね、せいぜいそんぐらいだと思うんです。私は大きな金額をもらっていたので、やりくりをすることによって購入することができるっていうことで、
かなり小さな頃から資本主義社会との関わりを持つことができていたのは、あくまで購入者としてですけど、
それはすごく良かったです。
例えば、うちの近所、昔住んでたとこに国際興業バスってのが走ってんですけど、
小学生は乗る時に110円かかるんですよ。
その110円を払いたくないから自分の母にちょっとじゃああのバスに乗って先に
家に帰ってて、僕は歩いて帰るからと。
1時間ぐらいかかるんですけど、運賃の110円はかからないわけですね。だからそういう風なこともやってて呆れられたのをよく覚えてます。
そんな極端なことを考えるようになるのではまずいんじゃないかみたいに
私の母が言ってたような記憶があるんですが、いやとてもいい教育を
してもらったなと思って心から感謝しております。
僕は熱帯魚を買うのが結構好きなんですよ。
今はやってないんですけど、今でも知識は色々と持っておりまして、
魚を飼うにはまず大きな水槽を買わなければいけませんが、その水槽も新品で買うとね、
サイズによりますけど1個5~6千円ぐらいはかかるんです。高いです。
また、ろ過装置も新品で買うと5千円とかかかるのが普通かと思います。
それから魚の餌代、まあ餌代は安い方なんですけど、水質を調整する薬品を販売していたりとか、あるわけですよ。
魚自体の価格も高いですしね。
魚を飼育する上で、じゃあ例えばその毎月払わなければいけないこのろ過装置は
よく考えたら科学の知識を持ってすれば自分で作れるんじゃないかなとか思ってね。ポンプとかを安く中古品で買ってきて、それにホースを接続して、自分の家で大型の
ろ過装置を自作したこともありましたし、あとはランニングコスト、このろ過装置の
消耗品の部分があって、要はモコモコの綿みたいなのをその魚のフィルターの中に入れると
ゴミを取ってくれるって機能があるんですが、ただゴミを取るだけだったらもしかして
ウールマットって販売されてるものをわざわざ買うんじゃなくて、もっと安いやり方が
あるんじゃないかとか、これを交換するように言われてるけど実際にはこの部分は洗って
もう1回綿の潰れた部分をこう伸ばせばまだ使えるだろうとかね。そういうお金をかかる趣味をやっていたことがきっかけで、しかも魚はそういう工夫する余地が
たくさんあるものだったので、どうやったら出費が減らせるかなっていうの考えることが
かなり得意でしたね。
高校の頃にはアルバイトとかもするようになったんですが、むしろ中学生までの熱帯魚飼育の経験と、
年齢の割にやけにいっぱいもらえるお小遣い、しかし払わなければいけないものも色々あるという
お金について考えることがすごく多かったのはね、僕のいい思い出、というかいい教育ですね。
中学生の2年の時かな、先生とか周りの生徒から呆れられて、どん引きされたことがあるんですけど
学校の先生が作る試験の予想問題を作って、それを友達に売ったりとかしてたんですよ。
まあ買ってくれる人はあんまりいなかったですけどね、100円で買ってもらうとかですね。それから友達の家に行って、その友達のお小遣いでもって僕を雇ってもらって
それもすごい安い金額、時給100円とかなんですけど、その友達もまた魚飼ってたりしたので
その魚の水槽のメンテナンスを僕が手伝って100円もらったりとかですね。
そういうようなことで金を稼ごうっていうのは当時からやってました。
そういう発想があったもんだから、こいつなんでこんないつも金のことばっかり考えてるんだとか、
そんな金にガメついようじゃ良くないんじゃないかとか、もう女子生徒なんか特にそうでしたけど。僕のことをこいつは金の亡者だみたいにみんな言ってましたが、当時から僕はね、
いや彼らは分かってないけど、きっと大人になれば君たちもこの大切さが分かるだろう
みたいなことを思ってましたし、今でもやっぱそう思います。
人よりも金に関する成長度合については早かった自信がありまして、今大人になって
やっぱり金のことばっかり考えて、お金を得ようと思ってやってきたから、実際お金持ちになって。皆さんどうですか?
お金持ちになろうと思って、お金持ちになるために活動したことがある方って、そんなにいないと思うんです。
別に僕が素晴らしい人間であなたたちは金持ちになれないダメな人間だっていう話じゃないんですよ。そうじゃなくて、単純にお金持ちになろうと思ってなるためにはどうしたらいいかなと考えて
じゃあ実際にこうやってこれをやったらお金持ちになっていけるんじゃないかっていうような
日常的な試みをしてる人って、周り見てもそんなにいないと思うんですよね。みんなお金が無いとかっていう以前に、金持ちになろうとしてないからなってない
っていうのはあるみたいなんですよ。
僕は今でこそもうお金を散々手に入れて、日常的に支払うようなことではね、
もうお金を使って楽しむようなことは正直卒業しておりまして。多分昔だったらね1万円で高級料理食べるってうわあすごいとか思ったけど
今は別に何とも思わないです。1万円の高級寿司とか出てきてまあ美味しいな、
美味しいけどかっぱ寿司も美味しいよねみたいな感じで、いつも1万円の寿司とか食べてます。例えば新幹線のグリーン車とか乗った時もね、昔だったらうわ新幹線のグリーン車こんないいな、
なんか特別な気持ちとか思いながら乗ってましたけど、今だったらね新幹線のグリーン車に乗っても、
まあグリーン車も快適だけど、でも別に普通車のみんな一緒になっていくのもいいんじゃないみたいな
感じで楽しんでますし、おもちゃとかそういうのにお金を使うってのも昔は面白かったですけど、
最近は例えば1万円でおもちゃとか買うと、あ、こういう風になってて、なるほどここのところが
うまくこう子供たちを引き寄せるような仕組みになってるんだなみたいな、見てこう勉強するみたいな
そういう風な生活ですから、お金使わなくても楽しいんですよ。もう散々お金使う経験をしまくった結果、そこら辺の感覚はどうでも良くなりましたね。
そこが一番、人生の至るべき境地になったのかなと思えて、非常に幸せな思いでいるんですけれども。
だから、何でも楽しいんで、お金稼ぐことも楽しいんですよ。
だったらあって困るもんじゃないものを稼いで、それで楽しいんだったら、
お金儲けした方が楽しいじゃないですか。だから朝起きてから夜寝る時まで金のことを考えてるんですけど、別にそれで人生そんな嫌な思いすることないですし、
お金儲けを通じて学べることってものすごくたくさんあってね、まだまだ人生奥が深いなと思いますから、
全然構わないんですけど。僕がその両親に対して、本当これはありがたかったなって思うこととしては、
その裁量の広さ、お金をいっぱいくれた、いっぱい使ったり使わなかったりの選択をさせてくれる
お小遣い制度を9歳の頃に敷いてくれたということについてはね、本当に感謝しています。
親子さんもご覧になってるというのはデータからして分かるんですが、皆さんのお子さんに適用して
お金持ちになろうとする子供がいるかどうかは分かりません。ただ、他にもね、僕なんかやたら自由だったんですよね。
高校の時ももう好き勝手にあっちこっち旅行行ったりとかしてましたし、
特に親の許可をもらったりもなくてね、もう自由自在にやらしてもらいました。
これをやめろとかいうこともなくてね。
今でもやっぱり大人の話はちゃんと聞くべきなのかなとか思わせる1つの話なんですが、
僕JR東日本に入社しようとしてたんですよ、17歳の時ね、高校3年生の時です。
で、入社試験も受けたんですけど不採用になってしまったので、やることないから
大学に行って大学に行きながらじゃあなんか金持ちになる試みをしてみようと思って
やってみたらYouTubeがすぐ当たったんで、それで今そのままYouTuberやってるって
感じなんですが、うちの母がJR東日本の入社試験を受ける直前に申していたのが、
私がJRを受けるのは率直に行って非常に心配だと。
ちっちゃい頃からJRに行きたいと僕は言ってたんですよ、でうちの母も基本的に
それはもうずっと応援して見守ってくれていたんですが、むしろそうじゃなくて
あんたはJRとかに入ってそこで決まりをきちんと守って安全で確実なサービスをしていくっていうことよりも
自分で世の中どうなっていくかわかんないけどそれをやりくりして荒波を乗り越えていく生き方の方が
向いているんじゃないかと、なんか心配なんだよね、みたいなことを母が言ってたんですよ。
僕はそれを聞いて、普通世の中の親は子供が大企業の入社試験を間もなく受けるみたいな時に
その子供が大企業にちゃんと入社して確実な人生を遅れるかどうかが大体親の心配事なんじゃないかなと思うんですけど
そうじゃなくてこいつは要は自営業とか、経営者とか、あの別に僕そんな経営センスとかが
当時当然あったわけでもないただの高校生なのに、この子は大企業に入るより経営者とか自営業者になって
不安定な生活をした方がいいんじゃないかしらみたいに親に心配されるなんて、なんかすごいなあと思ったんですよ。
とは言え、受けるじゃないですか。で、不採用になった後、まさに自営業、経営者として
もうかれこれ2016年に僕は開業したと思ってるんですけど、もう7年経ってですね、
実際おかげ様でお金持ちやらせていただいて、まあ不自由のない生活ですけど、
あん時に自分の母が言ってたことは本当だったんだなと思ってね。なんか高校1年からYouTuberやってればよかったなって今考えると思いますね。
そしたらもっと早くからお金持ちになれて、高校生の時にね色々まだ楽しい電車当時いっぱい走ってたんで、
そのお金でこう散々好き勝手に乗れて、もっと楽しい一生送れたかなとか思うこともあるんですけど。
確かに両親の影響を受けたところとか僕にも色々あると思うんですけど、
1番は自由にさせてもらっていてかつ裁量が多かったので、自分で考えるきっかけをもらえて
考えた通りの行動をさせてもらいました。あれはやっちゃダメですよ、これはやっちゃダメですよとかって言われたり心配されたりとか
したことはあるんですけど、究極的に雁字搦めになって僕のことを縛りつけられることは
ついになかったです。
例えば、僕が大学生になった時にもう食費がなくて、大学に電子調理機があったんですよね。
で、その調理機で僕は勝手にスパゲッティを茹でて、それを食べてお昼ご飯代を浮かせてね、
お腹いっぱいになって勉強にも集中できる環境を作ったり。あと、大学で寝泊まりするなって今は書いてあるんですけど、当時は書いてなかったんで、
大学の24時間空いてる廊下を発見して僕そこで生活してたんですよ。そしたら定期が切れても家に帰る分の定期代がかからないから。
大学1年の頃、僕大学に友達1人もいなかったんですけど、そういう風なことを
「これは金のために必要だから」っていう理由でマジで実行していくような、
ちょっと異常者だったんです。
でも、異常者でないことよりも、金が手元にある方がよっぽど大事だと思って
大学で寝泊まりしていたわけなんですが、私の母はね心配してましたよ。あんた十分個性的な人間だから、そんな風なわざわざなんかおかしなことをやって
世の中の標準から外れていくようなことしなくてもいいんじゃないかってね。
心配されて色々そういう声もかけられたりしてたんですが、僕はね結局、ああそうですかって
話は聞きましたけど、一切その言いつけは守りませんでした。母からそういう話はされても大学でスパゲッティはずっと茹でてましたし、
箸がない時には2本のボールペンでスパゲッティとかラーメンとかを食って
その後洗剤が置いてあったんで洗剤はただですから、ボールペンをこう洗って
その後授業を受けてっていうのもやってました。まあ確かにおかしなことですけどね、自由にさせてもらえたんですよ。
で、それによって、自分が育ちたいように育てたなと思います。
だからそれは本当ありがたいですね。
で、あとね、これで僕が人生うまくいかなかったとしても、親を恨むことはないですから。
もしかしたらお金持ちになれずに、今でも底辺YouTuberでジリ貧の生活をしていたかもしれないですが、
実際、YouTuber始めた初期の頃とかジリ貧で色々やってもうまくいかなくてっていう時期もありましたけど、
でもこれは親の教育のせいだとかそんなことはなかったですね。
大学の学費も払ってくれましたし。仮に学費を払えない親だったらどうしてるかって言ったら、別に僕は奨学金を借りて
全然普通に大学に行ってたと思うんですけど、多分当時だったら借りた金で株式投資とか
やってたんじゃないかなって気がしますけど、そういう風な親に対して恨むようなことも一切ないですし。
いろんな人の話聞きましたけど、自分の親にやりたいことをやらせてもらえなかったことを
恨む子供って多く見るんですよね。
で、あれを挑戦したかったけど禁止されたとか、あんたにはそういうの無理って言われたとか、
勉強しなさいと言われて机に縛りつけられて、教育ママみたいな人にやらされて
遊びに行くこともできなかったとかね。そういうの僕は一切なかったです。高校も最後親に無断でサボりまくったりとかして怒られたりとかもしましたけど、
でもま結局自由自在にサボり続けることができましたし、うちの両親は僕のことを
非常に尊重して、自由を尊重してくれてそれは良かったなと。
僕はね、自分の子供は全くいないです。本当にいませんよ。
いませんし、別に子供が生まれる予定も一切ありませんけども、
今後自分に子供が生まれてそれを自分が育てるようになるともあまり思わないですが、
まあ仮にもし自分に子供が生まれて、育てることをしなきゃいけないってことがあったら
本人が知りたい情報は教えてあげようと思いますが、こっちからこうあれをしなさいとか
これをしなさいとか別に言うこともないです。ただ、一応言っておこうと思います。
「君のやりたいことは何でもやらせてあげますし、お金が必要だっていうんだったら
お金はあるから出してあげますけど、その結果うまくいかなかったら、失敗の責任は
君が自分で負うように、恨まないでください」っていうことかなと、思いますけどね。
別に子供の人生がうまくいかなくても、必ずしも親のせいじゃないと思いますよ。
特に親に金があればね。親に金がないことがきっかけで子供がやりたいことができなかったっていうのは、
ある程度はあると思いますから、それについてはねやっぱ親もちょっと責任を感じる
べきなのかなって正直思いますけど、自分の両親はお金がない人ではありません。別にお金持ちの家庭に生まれたわけではないんですけど、両親とも普通に働いて
お金も普通に稼いでくれましたので、お金に困るという経験は生まれてから、
少なくとも親元にいる限り、食事もできないと勉強が満足にできないとか、
そういう経験は一切ありません。
親が忙しくてなんか旅行に連れてってくれなかったとか、そういうことはもしかしたら
あったかもしれませんけど、それは別にね、だったら旅行は1人で行けばいいじゃないかって話になります。
お小遣いとかね、そういうので行けばいいと思うんで。僕がもし今後自分の子供を育てるっていうんだったら、子供には選択肢を与えて、
選択肢と金を与えて見守ることかなと思います。
それでなんて言うんですか、子供が大成功するか分からないですけど、失敗するかもしれないですけど、
まあ親としての務めは、恨まれなきゃそれでいいんじゃないかなと思いますね。
(スーツ)