自分の時間は1日2~5時間が最適

最初に結論を言うと、幸せになりたければ、自分の時間は1日2~5時間が最適になる。
人は忙しすぎても暇すぎても不幸を感じてしまうからだ。

実際に、アメリカ生活時間調査によると、自分の時間が2時間未満の人は人生の満足度が低く、
気分が落ち込み、食事に気を使う時間がないため不健康になり、ストレスを抱え、
精神的に疲弊するという結果が出ている。

当たり前だが、自分の時間がなさすぎて不幸になりやすくなってしまうんだ。

だが面白いのは、自分の自由に使える時間が5時間以上あると、それはそれで不幸になりやすいということなんだ。
自由に使える時間がありすぎると、人は人生に生産性を感じることができなくなるからだ。

多くの人は、心の中では1日をただぼんやりと過ごすことに嫌悪感を抱き、生産性を高めたいと思っているんだ。
だから平日に1日中ゲームやテレビを見続けた日はなんかちょっと虚しくならないか?
夏休みが長すぎて後半にダレる人もいたはずだ。

このように仕事は、自分の1日に生産性という価値を与えてくれるんだな。

ちなみに、自分が自由に使える時間は、2時間と5時間とでは幸福度に差がないこともわかっている。

そのため、もし忙しすぎたり、逆に暇すぎるのであれば、1日に自由に使える時間を
2~5時間になるように調整するといいだろう。

キャシー・ホームズ/望月りん