パパへ。
23年間お疲れ様でした。ぼくはパパの試合を観に行ったり、家でもいつもパパの日本代表のときの試合や、
プレー集を何度も何度も見てきて、両足から繰り出される精度が高いクロスと、
サイドを駆け上がる姿が大好きです。だから、パパが引退すると聞いたときは涙が出ました。
パパはぼくの一番の憧れのサッカー選手だからです。
ぼくがパパから一番よく言われたことは、ぼくがサッカーの試合でミスをして、消極的になったときに、
失敗しても立ち上がって次に向けて努力をしなさいと言われました。
何度失敗しても立ち上がって練習して、パパみたいな努力するサッカー選手になりたいです。パパのサッカー人生は、誰も経験したことのないサッカー人生で、
誰よりもたくさん嬉しいことも辛いことも乗り越えてきたからこそ、
今までのピッチに立ち続けることができていたと考えると、
本当にすごいなとあらためて感じました。
だけど本当は、幼稚園生の頃からパパと離れて暮らして寂しかったです。
これからはパパと一緒にたくさんサッカーしたり、ふたりで旅行に行ったり、
自転車に乗って公園に行ったりしたいです。最後に、ぼくの憧れのサッカー選手、駒野友一選手。
日本のために戦ってくれてありがとう。
感動を与えてくれてありがとうございました。